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今日のべーシッククラスは、デラヒーバからの展開でした。
こうなって、
ひっぱって来て
のせて
エイっと！
最後はマウントに！！
スイープの2点と、マウントで4点
6点も入ります！（あら、お得！！）
この技、2003年に行われた（15年前！！！）
プロ柔術 DESAFIO に出場のため来日していた
ホナウド・ジャカレに習ったのが、最初でした。
（出たよ、ババァの昔自慢話！）
あの日、あの頃の私のアイドル達 ビビアーノ・フェルナンデス、デミアン・マイア、マリオ・ヘイス等が
最終調整のため 私の所属していた道場に勢ぞろいした日がありました。
まだ柔術の黒帯が国内に数人しかいなかった時代、
ずらりと並んだ、世界のトップ黒帯の集団に
仲間内は自分の道場なのに、隅っこに固まって緊張しまくっていました。
さぁ、彼らがアップを始めるぞ！
と言う時、 なんとびビアーのが私を指さし、ちょいちょい！っと呼んでくれました！！！
うひゃぁぁああああ！！！夢か！！ゆめなのか！！
ゆめじゃねぇぜ！！
と、心の中は大喜び！！
ビビアーノのウォーミングアップ相手には、全く役不足にも甚だしかったのですが
抑え込まれエビをするたびに、フワっと目の前からいなくなり、背中にいて、
こっち向いて、もう一回エビしたら、頭の上にいて、
さぞかし、重厚なとした抑え込みなんだろうと思っていた私は、
その軽々と、ポジションチェンジを繰り返して
私を動かしまくってくれた、スパーに感動しまくりでした。
強い人は、コントロールができる人。
強いパワーの余力があるから、出力調整が自在にできる
力の のり代があるんだと知りました。
その時の最後に、そのドリームメンバーの中の ジャカレイが我々に教えてくれたのが
このデラヒーバガードからの、巴投げ。
当時、経験不足だった私には、夢のような技に思えました。
今じゃ、ベーシッククラスで みーんながやってんだけどねぇ。
・・・デラヒーバの巴を見るたびに、あの日の感動を想い出します。
柔術って、技が記憶を開いてくれるの。
そう遠くない将来、12時に昼ご飯を食べた私が、12時半に「ごはんはまだかねぇ」
っていう、おバァになっても
こういう記憶は、きっと残るんだと思います。
とっぴんぱらりの ぷぅ。
おかみ
