初心者の方に、
・自分のやることを増やし過ぎず、同じ形から3つくらいのテクニック絞りましょう
・思い付きで技を出さず使う技を決めておきましょう
と常々伝えています。
一方で、
・常に相手に応じて技を使いましょう
・自分がやりたいことではなく、相手がやってくることに合わせましょう
とも言っています。
これは矛盾しているように聞こえるんですが、柔術をやる上では、両立させねばならないことです。
前者だけを意識していると、相手を観ず、次に自分はどうするんだっけ?と自分のやることだけ考えている状態になって、カウンターを食らいやすくなります。
経験値が低い初心者の方は、どうしても相手がやってくることへの対応策が不十分になるのは仕方ありません。その場合は、もう一度分かる形に戻ることが大事です。
始めのうちは大まかにシチュエーションを分けておけば十分です。
例えばスパイダーガードをやるならば、
前傾の相手
・前に突っ込んでくる
・後ろに下がってズボンをコントロールしようとしている
頭を上げている相手
・正座している
・立っている
くらいの分類でそれぞれに対しての技を用意しましょう。
トライアングルチョーク、プッシュスイープ、キックスイープの3つくらいで、対応できる連係を作っておきたいです。
初心者の段階であれば、技数が少なくても、適切にシチュエーションに対応できるようになれば、十分同レベルの相手に通じます。
そのためには、
・相手を自分の望む状況に誘い込むための駆け引き
・有効な崩し方
・パスさせれないディフェンス
・ディフェンスからアタックへの切り替え(アタックできる形に戻すまでを意識したディフェンス)
などを磨いておくことが大事で、これはテクニック自体を覚えることと並んで身に着けておきたいことです。
中山