昨日の入門クラスでタカノブさんから、
「クラスで習ったように技をかけようとしても簡単に防がれちゃいます」
「技は相手に防がれないように速くかけた方がいいですよね?」
という質問を受けました。
僕の答えは
「初心者の方は、例えばクロスチョークを速くかけようとして、全然グリップが不十分な内に全力で絞めに行ってしまいます。絞めの効果が半減しているし、握力も無駄遣いしてしまいます。
速さよりも、良いグリップをしっかり作り込むことを意識してください。慣れてくれば自ずと速くかけられるようになります。
じっくり作り込んいる時に相手がディフェンスしてきたら、その相手のリアクションに応じる、次の技を用意しておくことが大事です。速さよりも。」
このブログで何回も書いてきましたが、正しく技をかけようとすると、相手のリアクションはいくつかに限られ予測できます。
そのリアクションに技を合わせることで、効果が倍増するような技を準備し、事前にそれらの技のコンビネーションを作っておきたいです。
クロスチョークに対しては、
①頭を上げる
②フレームを入れる
③手で胸を突っ張る
などのリアクションが予測されます。
①ならば、シットアップスイープ。
②ならば、袖を流してバックテイク。
③ならば、ストレートアームロック。
などを狙うと良いです。
速さよりも、
・一つ一つの技の精度
・相手のリアクションへの正しい対応(適した技の選択)
がより重要です。
練習量がものを言い、年齢を重ねても強くなれる、という柔術の特徴は、こういうところにありますね。
中山