新規入会者の方々が良いペースで練習されており、少し前に入った方はトライフォースチャレンジや公式大会に出場する方が多く、白帯が盛り上がっております!
白帯の方によくされる質問をここに書いておこうと思います。
「スパーリングで何をして良いか分かりません」
または
「習った技が全然使えません」「全然習った技を使える形になりません」
「はじめは何から覚えればよいですか?」
入会したばかりの方からよく聞かれます。
先ずはスパーリングを楽しめるように、スタートポジションであるクローズドガードからのテクニックを覚えましょう。
トップは、
・インサイドガードでのグリップファイティング
・クローズドガードブレイク
・コンバットベースのセットアップ
・ニースルーパス、スタッキングパス、クロスニーパス
ボトムは、
・クローズドガードからポスチャブレイクとクリンチ
・クロスチョーク、ラップトアームロック、バックテイクなど相手を引き付ける攻撃テクニック
・上記テクニックからのコンビネーションアタック
・クローズドガードからオープンガードへの移行
などです。
トップなら、
インサイドガードでのグリップファイティングからフォーム2,3でのクローズドガードブレイク、
トライアングルチョークやシザースイープを食らわないコンバットベースのセットアップ、
パスはまずどれか一つを覚えて狙い、続いてそれを軸としたコンビネーションパス、
という流れを身に付けたいです。
ボトムならば、
相手にクローズドガードブレイクさせないよう、フォーム1,2,3に対するポスチャブレイクとクリンチを学び、
トップと同じく、そこからの攻撃を一つを覚えて狙い、続いてそれを軸としたコンビネーションアタックを習得(クロスチョークを嫌って体を起こしたらシットアップスイープなどですね)、
ポスチャブレイクできずガードブレイクされそうな時のためのオープンガードセットアップ方法も覚えておきたいです。
ここら辺は入門クラスで頻繁に取り上げてます。
ベーシックカリキュラムのテクニックですので、ベーシッククラスで約3か月ごとにそのテクニックを取り上げるレッスンが回ってきます。
もしくはオープンマットの時間に指導員や色帯の方に聞いて習ってください。
また、トライフォース五反田の公式youtubeチャンネルにウェブ入門クラスがありますので、そちらも予習復習用にご覧ください。
そして、習ったことをスパーリングで試してみて、通じたらそれを再現できるようにさらにドリルや研究を重ねて自分のモノにしてください。
通じなかったら、その理由を分析して対策を練ります。ここも初心者のうちは指導員や色帯の方にどんどん聞いてください。
「やれたことは再現性を持たせる」
「できなかったことは次のスパーリングでできるよう、やられたことは次にやられないよう、対策を立ててそれをイメージ化する」
というのが大事です。
これらは日々取り組んでほしいことです。上手い人はこの積み重ねをやってきた人です。
一方で、ベーシッククラスやレギュラークラスに出て習うテクニックは、即効性はないかも知れません。
時には自分に今すぐ必要だと思えるテクニックがあるかも知れませんが、大半は「これいつ使うんだろう」となります。
ですが、それらは長い目で見て必要なものなのです。自分の柔術の幅を広げ、柔術的に正しい思考や動きを身に付ける練習になります。
ですので「習ったから使えるようにしなきゃ」と思わなくて良いです。
たとえとして、「日々取り組むべきこと」が机の上に出してあるものだとしたら、「長い目で必要なもの」はとりあえず引き出しにしまっておいてください。
将来的に、他の人に聞いたり、トライフォースオンラインなどで検索できるように、使い道や名前とかポジションが分かっていれば良いです。
日々のスパーリングで出てきた問題に対して「あのテクニックが使えるんじゃないか」とか、少し上達した時に「次に何を習得しよう?そうだ、あれやってみたいな」と思い出せる程度でよいのです。
いきなり「全部覚えなきゃ」「全部使いこなそう」と思うと、覚えきれず逆に混乱して何をして良いか分からなくなります。
スパーリングでは頭で考えずにパッと技が出せるようにしたいです。それには一度にたくさんは無理なので技数を絞って習得していきましょう!
中山
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